2009年5月16日 (土)

雑感、その他

昨日は、疲れる一日だった。

朝6時に家を出て、7時前に大学に着き、メールをチェック。
特に急ぎの用はなさそうだった。

それから、院生の書いた論文の書き直し。実は2月に投稿した論文がリバイズになったので、審査員の指摘に従って書き直すように言っておいたのだが、あまりのミスの多さにちょとウンザリ…。
おまけに、3人のうち2人が追加実験を強く要求しているのに、本人は「やりたくない!」
これ、プレッシャーかけたら、アカハラ/パワハラになるんだろうか?東北大の件があるのではっきり言ってびびっている。肝心の本人(打たれ弱い中国人)は事情により帰国中。しょうがないので、来週、オイラが実験するか?

夜は、専門学校の夜間の講義を終えて、22時から大学の方の学生達の新歓コンパ2次会に合流。ボーリング大会でした。…ボールが重い…、腹減った(夕飯食べてない)
スコアは散々だったけど、みんなテンション高くて面白かった。でも最後の方(11時半過ぎ)は血糖値が下がったのか、フラフラ。

最終(乗り換えがある)の電車にギリギリ間に合って帰る(24時半)も、ご飯を食べる気力もなくシャワーを浴びて就寝。とにかく疲れた。

民主党の代表辞任は、結構ショックだった。御用マスコミのネガティブキャンペーンもさることながら、大丈夫か?民主党。自分達のこと分かってないんじゃないか?内輪で足の引っ張り合いしてどうする?

某ニュース番組で、次の党首候補を読んで、メインキャスターが質問してたが、あまりの愚問にあきれるばかり。
辞めた前代表の影響を受けるんじゃないかとか…(そりゃ受けるに決まってるだろう。まだ同じ党にいるんだから)。説明責任がどうとかこうとか、まだ起訴もされてないでしょ。
いいかげん電波芸人はひっこんでろ!

まぁ、アメリカに追従して某国の人達を「大量殺戮」した元総理の説明責任(結局大量破壊兵器は見つからなかった)は問われず、相変わらずこの人が時期総理候補としてNo,1の国だから、民度の低さもここに極まれりってとこですか。

「北米型」豚インフルエンザの対応もお粗末。如何にも机上の空論がお好きな人が考えそうな策でしたな。強毒性のやつがきたら「感染列島」になること請け合いだ。

ま、こんな零細ブログで毒を吐いたところで、何も変わらんけどな。

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2008年9月19日 (金)

教授会

昨日の午後5時から8時まで教授会。

勿論時間外手当など出ない。

しかも、

「えー、まだそんなこと言ってんの~」

てな内容で不毛なことこの上なし。

と言う訳で、後半は爆睡。

なんか久々に熟睡できたので、帰宅してからバレーボールの練習に行く。

21時半~22時半。

勿論、ご褒美はない。

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2008年9月10日 (水)

だいぶ涼しくなりました

やぁ~、気がつくとまた一月近く更新してなかったよ。

ネタはなくもないのだけれど、すぐに書くか、メモっとかないと忘れるし。

プライベートでは、オタ息子がまた笑かしてくれました。
帰ったら、なんぞ息子の顔に違和感があるので、「何かした?」って訊いたら
左右の眉の間の産毛が気になるので剃ったんだそうです(剃るのが好きなやっちゃなー)

で、かみさんが顔剃りに使っているカミソリ(おじさんのひげそり用と形は同じ)を自分でもって鏡みながら剃ったとのこと。

眉と眉の間をスーっとそったもんだから、左右の眉の内側が剃れてしまったんですよ。

で、眉間が若干広くなっとるわけですな。ハァー…。

大王様は大王様でちゃくちゃくと「腐女子」への王道を進行中。自分でも描いてるし。

実験の方は最近ほとんど進んでないけど、院生の仕事がなんとかまとまりそうなので、論文書いてるところです。そんなエキサイティングというわけでもないが、ま何とかなるでしょう。

政治の世界は迷走が続いておりますな。ま、結局我々日本国民の民度が低いってことか。
政権交代もいいけど、腐ったマスゴミも一旦焼却処分にせんと。

あと、「奴隷法」(なんのことか分かりますね)もつぶさなきゃね。

WTOも相変わらず、とんちんかんなことやってんなー。
関税バーンと上げて原則「地産地消」にすりゃいいのに。

日曜には4ヶ月ぶりにバレーの練習に行ったので、まだ筋肉痛がなおらん。やっぱ続けていかなアカンな。来月には43か。いつまでやれるかな?

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2008年5月 1日 (木)

無題

30日のカリキュラム改定に関する臨時委員会でブチ切れて

「戦闘モード」に突入しました。

なんせ、おいらの講義を聴いたこともない人に

「お前の講義のレベルは低い」と言われたので。

おいらは気前がいいので

売られたケンカは買います

きっちり落とし前はつけるつもりです。

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2008年4月20日 (日)

はぁ~

先の水曜日に始めて「卒研生」と顔合わせをした。名前はYくん。

オイラの担当する学科では、4回生のときに卒業研究をする。期間が短いので、何かまとまった仕事ができるわけではないが、少しでも研究の面白さ(?)を味わってもらおうというわけである。

Yくん、なかなかやる気もあって、性格もいい感じである。…ように今のところは見えるので、この状態で、上手く彼をだまくらかして研究の醍醐味を伝えることができればよいのだが…。

そういうわけで、研究室に彼の居場所が必要である。

我々の学科の研究棟は耐震工事終わったばかりで実験室がまだ使い物にならないし、3月まで所属していたラボにはまだオイラの指導していた院生、研究生、そして今のポジション決まる前から来ることになっていたポスドクがいる。皆オイラの下につくことになっている。

というわけで、元ラボのS教授の許可を得て、基本的に研究の拠点は変わらず、である。

さて、ここで大きな問題がある。
この元ラボには、以前からときおり記事にしている「ダメ英国人」がいるのである。

S教授もサジを投げているのだが、最近特に張り切ってひたすら何かやっている。何かやってるだけで、データも何も出ないので、研究費の無駄使いもいいところなのだが、まぁ、そこまでは我慢できる。
問題は、こいつが自分のテリトリーをどんどん拡大して、自分に割り当てられた場所以外のところに、どんどんと試薬やら標本やらを置いていくことである。

とりあえず、Yくんに使ってもらおうと思った実験台・机にコイツのものがドーンと置いてあるのである。

即効で片付けるように命じる。

とりあえず、目の前で片付け始めたので、まあ良しとして最後まで確認しなかったのが甘かった(というか、そんな時間なかったんだけど)。

2日たっても、始め言われたときにちょこっと動かしたもの以外は全部残っている。

しかも土曜で、ラボに来ていない。

「プチ…」

空き箱を見つけてそいつの物を片っ端から放り込んで、強制撤去。

ぎっしりつまったその箱をそいつの机の上にドーンと放置して終了。

一応、S教授にも報告したが、
「僕はそんなこと知らんで」って、
俺があんだけ反対したのに、あんたが連れてきたんだろうが!

こんなことしてたら、いつか「アカハラ」で訴えられるかな。
それにしてもなんとかならんか欧米コンプレックス。
英語がしゃべれるからって賢いわけではないのだよ。

他にも問題人物はいるのだが、それはまた別の話。

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2008年3月21日 (金)

論文再々提出

今日は珍しく「お勉強系」

昨年10月に院生のKくんの論文を Development というジャーナル(学術誌)に提出し、revise (修正して再提出)になったことは、前にも書いたかと思う。

Major revision だが、Editor (審査員のコメントをみて、論文を受諾するか、却下するか決める人)の感触は、好意的な感じであった。

で、年始めに再提出したのであるが、

もう一遍だけ、修正しなさいとのお達し。

このジャーナル、普通は1回しかリバイズのチャンスがないのだが、今回は特別に、とのこと。

ということは、審査員がまだ不満だけど、アタシは通してあげようと思ってますよ、と暗に言っているものと勝手に解釈。

が、しかし…。

文句たれてる審査員の一人のコメントが酷い。
1回目のときもそうだったが、「こいつ、自分で実験やったことねぇんじゃね?」
と思うようなコメントだったのである。

具体的には、発現量が少なくてRT-PCRでしか検出できないmRNAを

「Northern blotで見てみろ」とか、そんなレベルである。

「アホか!」と思いながらも、半定量的RT-PCRでNorthernの検出限界以下であることを証明(なんて無駄な実験なんだ)してやった。

さすがに今回、それについては文句がなかったが、

1回目のリバイズで言ってなかったことにイチャモンつけてきよった。
(言うまでもなく、これはルール違反)

それがまた、この審査員の「無知」に基づく見当違いのコメントだったので
頭に来て、その「無知」をあからさまに指摘するような返事を書いた。

同室のM助教に
「これ、ちょっと読んでみて」とチェックを依頼すると

「分かりました。iMacセンセーの書いたものが凶悪な文章になってないかチェックすればいいんですね。」

実は、これ、もう3日程前に書き上げていて、
院生のKくんにも、世界のY中先生にも
「これは審査員にケンカ売ってるんですか?」
と言われたのである。

実は、M助教も結構「ハジけた」ことを書く傾向があるので、時々
「ちょっとやばいこと言い過ぎてないか、確認してください」
と頼まれることがある。

しかし直しを入れて返すと
「却って過激になりましたね」
と言われてしまう。

と言う訳で、こういうデリケートな文を書く場合は書いてからすぐには提出しないことにしているのである。勿論、何人かの人に読んでもらう。

本当はボスに読んで貰いたいのだが、彼は「医学研究科長」の仕事でほとんどラボにいないという厳しい現実。

アメリカ人の研究者仲間に読んで貰った方がいいかもしれない。

とりあえず、「凶悪」な部分は書き直して、もう少しニュートラルに丁寧に説明をしておいた。

まだ出してないけど、どうしたものか…。

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2008年3月15日 (土)

神経発生討論会 ~再び~「石の会」

昨年度の神経発生討論会は06年12月でしたが、今年度はこのクソ忙しい3月13日、14日に岡崎某所で開かれました。

11日に尿管結石で救急車で運ばれたのは、前回の記事の通りですが、14日締め切りのなんやかんやの用事を12日までにすませるため、11-12日と普通に仕事してました。

おかげで、11日の睡眠不足(3時間しか寝てない)は全く解消されないまま、討論会へ。

行きの名古屋までの新幹線(40分ちょい)で少し寝ようとも思っていましたが、ずっと連れ(院生)と喋っていましたです。はい。まぁそのときは眠くもなかったのですが。

会場について久しぶりに会う面々に挨拶しつつ、尿管結石で病院搬送になった話をすると、

「あ、僕も石持ってます」
「私も治療中(衝撃波による破砕)」

以下同文



う~む… どんな集団やねん。<「石の会」とでも名付けよう。

おまけに一つ違いのT大教授のY子さん、くも膜下出血で入院中とか。

さて、討論会では例によって何の遠慮もなく質問を連発していたら、世話人の先生に

40歳以上は質問禁止。もっと若い人に討論させてください」

と注意されましたが、

気持ちは20代なので、却下。


とはいえ、13日の晩はさすがにしんどくて、懇親会一次会だけで帰ろうとしたら、

お世話になっている先輩のTさんから
「一時間位いいじゃない?」
とお誘いを受け(この時点で9時)
ついお供することに…

皆さん、ご察しの通り、一時間で済む訳はなく、

ホテルに帰ったのは結局12時半でした。

で、また5時間半しか眠れませんでしたが、

14日も濃い一日を過ごしました。

最後の方はさすがにグロッキー(死語?)でした。

おしまい

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2008年3月 4日 (火)

折田先生、続報 ならびに 業務連絡

「折田先生」像こと

どんぶりマンは

牛丼ではなく、

天丼でした。

入試も終わり、学内某所にて秘密のミッション遂行のため、折田先生像前を通りかかったところ、

ドンブリの蓋がはずされており、中に立派なエビ天が…。

う~む。今年のメッセージは何だったのだろう?
(それとも、メッセージなど元々ないのか)



以下、業務連絡(お知らせ)

私 iMac は4月1日より、KY大学 教授に就任することとなりました。
が、しかし、諸般の事情により、実質的には活動拠点は今のままであります。

担当科目が9つもあるので、実働部隊募集中!!
HPには明示されてませんが、現在の主たるテーマは
 「神経発生(脳の領域化、新皮質層構造形成の仕組み)」
 「頭部形成」
 「位置情報と閾値」
 「周期構造形成」
などです。
よろしくお願いいたします。

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2008年2月21日 (木)

一流研究者の正体?

巷では、早くも「ノーベル賞取るんちゃうか」と言われているiPS Y中センセ(←意味のないイニシャルトーク)

以前より、遺伝子改変マウスの解析のお手伝いやら、帰りの電車で一緒になったりやらで、割と親しくさせていただいている。

普段はとても「イイ人」(KY大教授には珍しく)なんですが、
酒が入るとご乱心なさるのが、たまにキズ。

一昨年、米国東海岸新しいヨーク市沖の長い島で行われたマウス・ミーティング(前にも書いたが、マウスの集まりではない。マウスを使って研究している人の集まり)でも、酔って女性にからんでいました。

先日、多分幹細胞関係のカンファレンスかなんかで、オイラのブログ友のペンギンさんとご一緒だったらしい。

で、そのときの様子がこちら

Y中センセがホンマにノーベル賞取ったら、
渡辺淳一が野口英世について書いた「遠き落日」みたいなドキュメンタリー書いたろか。

今のうちからネタを集めておかなければ!!

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2008年2月 7日 (木)

論文アクセプト

と言っても一昨日のことなのだが…

前に、不良債権化しようとしていたデータをむりくりまとめてBBRCという学術誌に投稿したところ、3日で返事が返ってきて、所謂

"Editor Kick"

というやつでリジェクト(却下)されたのであったが、

同じ院生がやってた別の実験データまとめて Development っちゅうジャーナルに投稿したのが、昨年10月。
その後、その論文はリバイズとなって年末に再投稿。

返事を待ってる間に、先にりじぇくとされた論文、一部データを改めて

タイトルも全く変えて、またもやBBRCに投稿した。

今度は5日で返事が来た。

メールのタイトルは
"Final decision"(final answerではない)

そのあまりの早さに

またEditor kickかよ

と思いつつメールを開いてみると

"We are pleased to inform you that your manuscript referenced above has been accepted for publication in Biochemical and Biophysical Research Communications."

だとさ。

「えっ」って思ったけど、通ったんだからヨシとしよう。

そいでもって、その院生、今年最終学年なので、急遽この論文で学位申請をすることに…。

ギリギリセーフで今年度内に学位が取れる予定。
目出度し、目出度し。

でもDevelopmentの方が結構力作なんで
早く通って欲しいよォ。

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2008年1月 9日 (水)

光陰矢の如し

今年も残すところ、あと「357日」となってしまいました。

相変わらず、怒濤の年末年始。

休んだのは元旦の一日のみ。

年賀状出したのは、31日。

あとは「考える人」になっていました。

なんとか年末(28日)に論文のリバイズ(再提出)を済ませたのですが、その際、エディターやレビューアーへの手紙をタイプインするところがあって、ウダウダと文章を打ち込んでいたのですが、

’(プライム)を打ち込む際には
&[prime]
というタグを使え、などという七面倒くさいことがあったりして、それでもなんとか打ち込み終わって、確認してみたら、

’(プライム)
が全部
, (コンマ)
になってたわけですよ。上付きのもんが全部下付になっちゃってたりして、
でも上付きにする方法が全くわからん

ってことで、併せてスタッフ宛にメール送っときました。

そのお返事が3日に届きました。
「サプリメンタリーファイルにしてアップロードしてね」
って…。

最初からワードファイルをアップロードでエエやん!

などと、一人文句を言ってても仕方がないので、ちゃんとアップロードしときました。

昔、原稿をFEDEXで送ってた時の方が簡単やったなー、とアナログなオジサンは思います。

そんでもって7日にはjob interview(オイラの職は任期付きなので次の職を求めてます)

8日には指導している院生の学位審査。

まぁ、なんとかここまで2008年無事に過ごしています(って始まったばっか)。

世間ではキナ臭いことが色々起こっているようですが、
今日のところはスルー。

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2007年12月29日 (土)

師走

もう、ほんとに更新頻度が少なくてすみません。昨日ようやくD4院生の論文リバイズ提出しました。オンラインでアップロードって昔、FEDEXで送ってた頃に比べると速くて確実なんだろうけど、なんかフォントが変になったり、直し方が分からなかったりで、随分と手間取ってしまいました。
全てのジャーナルでやり方を統一してくれんかな?サイトに入って始めて、figure fileはPowerPointはダメとか書いてあるし…。
いずれにせよ、遅くなってしまったので3月までに学位取得は難しいかも。いや、その前にこの論文アクセプトされるかなぁ~。

んでもって、共同研究者との打ち合わせやら、某ジャーナルから査読依頼がきたり(締め切りが1月3日)、年明けにセミナーをやらなければならなかったり…。

そんなこんなで浮世離れした生活送ってたら、世間では色々なことが起こってますね。

セコイな~と思ったのは こちら

う~ん、NHKは今では唯一まともなドキュメンタリー番組作ってるとこ(まだ不満はあるけど)なんで、こういう媚びるようなマネはしてほしくないです。

ところで、話はクルリンパと変わって、最近ちょっと大王様の英語の勉強をみてやったのだけど、

S+V
S+V+C
S+V+O

とか

自動詞、他動詞とか

文法用語を全く知らない。

発音記号も…。

学校の先生、どうやって英語教えてるんだろ?激しく疑問です。

ちなみに、某英会話学校やら通販で、アメリカ人が英語を話せるようになるのに、勉強なんかしません、というのは全くのデタラメで、彼等も僕たちが「国語」で日本語を習うように、学校で"English"を学習します。当然読み書きもやります。

日本人が英語をなかなかマスターできないのと同様に、アメリカ人もフランス語などsecond languageの話せる人(学校で習っていても)は少ないです。理由は単に使う必要がないから。

外国語の学習は、必要になったときに身につけられるよう、基本的な単語と文法をしっかり叩き込むのが王道だと思います。

って当たり前なことをワザワザ書いてて、ちょっとなんだかな~と自分でも思います。

今年も後3日。
皆さん良いお年を!

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2007年12月 4日 (火)

キレる日々

といっても

別にオイラが「ヤンキー」化したわけではなく、

「キレる」原因が

そう、前もブログ上で愚痴らせて貰った

例の英国人B

色々しでかしてくれるもんで、

そいでもって、研究科長となってしまったうちのボスはほとんどラボにいないので

オイラが怒鳴る羽目に…。

先週のプログレスレポート(自分の研究の進み具合を研究室の皆の前で発表するミーティングのこと)での出来事

もういきなりね、

何それって感じ。

どっかの教科書か総説から引っ張ってきた図や文章を貼り付けただけのプレゼン。

なめとんのかい!(心の叫び)

始まって5分でキレる

「そんなん、必要ないから、もうやめ~や」(in English, 口調はかなりキツめ)

なんやかんや言い訳し始める

「必要ないっつーてるやろ。俺等みんなそんなこと知っとんねん!!」(in English)

「……」

「そもそもお前は何がやりたいんや。研究の目的は何や。はっきり言わんかい!」(in English)

Fから始まる言葉とか、Sから始まる言葉とか出てきそうになりましたが、

さすがにそれは言いませんでしたけど…。

その2日後
自分のピペットマン(実験に使う道具、必需品)がないと騒ぎ出したB

同じ部屋にいる院生を捕まえて
「iMacが俺のピペットマン取った」と主張

探してみたら、別の部屋で発見。

前日夕方に、Bはその部屋でDNA濃度測ってました、そのピペットマン使って。

オイラその横でPCRマシン使ってましたから、間違いないです。

自分が置き忘れておいて、俺のせいだと言うのね…

ホー

同じ日、またしても捨てちゃいかんものをゴミ箱に放り込む

感じ悪いかもしれんが本人に言っても無駄なので

教授にチクリました(今までも全部報告してるけどね)。

そして「に実験させるな」とボスに言っておきました。

罰せられないなら、多分、殴ってます。グーで。


ちなみに関西に20年以上住んでるオイラは、

英語も関西弁訛りがあるようで。


もっとも、日本語の方は、生粋の関西人からは

「お前の関西弁は関西弁もどきや」と言われます。

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2007年11月30日 (金)

こういうのって、どうよ?

どうも、おひさです。

ちょいとクレイジーな日々が続いておりますが、皆さん如何お過ごしでしょうか?

ネタが少し古いのですが、またまた「学力低下」云々が世間を騒がさせそうなので、

気になっていた記事を一つ。

元ネタはこちら(無断引用)

「子どもはなぜモンスターになるのか」(原題は「有毒な子供時代」)

と題する本が出るそうで(もうでたのか?)。

パっと見て気になった部分。

これらの現象を、インターネットの普及に代表される社会の急激な変化が子育てに及ぼす「副作用」ととらえ、経済学や心理学、栄養学、脳神経学など専門家の研究成果や知見を引用しながら説明した。

 例えば、学んだことは眠っている間に脳に定着する、魚の脂肪の摂取は注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子供に効果的といった研究成果などだ。

なんで気になるかって?

どういう実験・調査をしたのか、この記事書いた人は元論文読んでるのかなってこと。

聞きかじったことをただ書くだけなら、小学生にでもできるだろう。

「効果なんてねぇよ!」っていう論文が以下。

A randomized, double-blind, placebo-controlled trial of docosahexaenoic acid supplementation in children with attention-deficit/hyperactivity disorder

Abstract
Objective: To determine whether docosahexaenoic acid (DHA) supplementation for 4 months decreases the symptoms of attention-deficit/hyperactivity disorder (ADHD). Study design: Sixty-three 6- to-12-year-old children with ADHD, all receiving effective maintenance therapy with stimulant medication, were assigned randomly, in a double-blind fashion, to receive DHA supplementation (345 mg/d) or placebo for 4 months. Outcome variables included plasma phospholipid fatty acid patterns, scores on laboratory measures of inattention and impulsivity (Test of Variables of Attention, Children’s Color Trails test) while not taking stimulant medication, and scores on parental behavioral rating scales (Child Behavior Checklist, Conners’ Rating Scale). Differences between groups after 4 months of DHA supplementation or placebo administration were determined by analysis of variance, controlling for age, baseline value of each outcome variable, ethnicity, and ADHD subtype. Results: Plasma phospholipid DHA content of the DHA-supplemented group was 2.6-fold higher at the end of the study than that of the placebo group (4.85 ± 1.35 vs 1.86 ± 0.87 mol % of total fatty acids; P < .001). Despite this, there was no statistically significant improvement in any objective or subjective measure of ADHD symptoms. Conclusion: A 4-month period of DHA supplementation (345 mg/d) does not decrease symptoms of ADHD. (J Pediatr 2001;139:189-96)

引用回数48 impact factor: 3.99

勿論、効果有りっていう論文もあるんでしょうけどね。

基本的にヒトを対象とした、この手の調査は厳密なコントロール取れないんで

データの取り方や解釈が恣意的になりがちだということ(効果有りってなってる場合)にご注意。

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2007年11月10日 (土)

雪だるま…

科研費申請調書の修正依頼がやってきた。指摘されたとこを直すついでに内容もちょっと書き換えてやろうなんて考えながら、

reviseになった院生の論文の実験の手伝いでRT-PCRやったら、申請書に付け加えられそうなデータが…。

ちょいとメールチェックしたら、

なんと4ヶ月前にアクセプトされた論文の校正用ゲラが届いていた。

今日、土曜なんですけど…。しかも筆頭著者の院生、来てないし。

ちなみに、上記の科研費の修正締め切りは月曜の朝9:30
締め切りが月曜の朝というのはいかがなものでしょうか?

ちなみに月曜の朝は9:20から講義です。

こうして仕事は雪だるま式に増えてゆくのである。

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2007年11月 7日 (水)

疾風怒濤の日々

少しは更新を楽しみにしてくれている方々には申し訳ないのですが、

ここのところ、

「1日が24時間では足りない」とか

「体がもう一つ欲しい」とか

そんな事態に陥っています。

恒例の秋のスポーツ「死のロード」が終わったのも束の間
(ちなみに七附属合体バレー、優勝しました)

科研費の申請調書書き(のための勉強)とか、

なかなか免染が上手くならない人の指導とか、

共同研究の実験とか
(細胞への蛍光色素のマイクロインジェクション、マウスE6 embryoのwhole mount in situ hybridization←分かる人には分かる、この大変さ)

使えない英国人が、流しちゃいけないものを流してブチ切れたりとか

講義中に私語を止めない学生に「出てけ!!」と怒鳴ったりとか

投稿した論文のコメントが帰ってきてreviseになってまずは一安心と言いたいところなのだけど、

RT-PCRでしか見えないものをNorthernで見ろというコメントに
「アホか!」と一人ごちてみたりとか…

帰りの電車の中で怪しいヤツがいたりしたのだが、

よく見ると、自分の息子だったりとか…


そんなこんなですが、一応まだまだ元気ですので

皆様、ご心配なく。

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2007年9月30日 (日)

雨の日曜日

昨晩からの雨のため、学区民運動会は延期となりました。

10月14日に行われる予定です。

朝は、昨日せっかく設営したテントなどの片づけにかり出されて、

雨の中、作業をしていました。



昨日の準備は、14時集合だったのですが、

仕事で20分程遅れていったら、

線引きとかほとんど終わってるし…
「遅刻!」とか言われて…
昼飯も食べてないのに。

聞いてみると13時30分には始めていたとのことで、

早過ぎだよ、みんな。

というわけで15時過ぎには線引きも本部の準備も終わり、

16時から各町のテント設営を待つことに。


退屈なので体育倉庫からバットやボール出してきてソフトボールをやって遊び始める。

34歳、37歳、41歳(オイラ)、42歳二人、70過ぎのSジイ

普通この年齢の集団でソフトボールやって遊ぶってあまりないと思う。

16時になって皆がテント張り始めたのでソフトはおしまい。

そんなこんなで、今日はちょっと家でのんびりしてますが、

なんせ、低気圧に弱いオイラは、ちょっと頭痛でダウン。

ダウンといえば、

先週水曜に出した論文が

Editor kickで速攻リジェクトされました。
MCBです。

う~ん、相談したUCSFの人には
Development や J Neuroscience でもいけるんちゃう(←英語で)って言われたのに。

明日また院生と相談してどこに出し直すか考えなきゃ。
博士号今年度内に取らせるにはもうタイムリミット近づいてるし。
こちらも頭痛の種ですな。

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2007年9月17日 (月)

国会空転

あまり詳しく知らないのだが、

審議がストップしている間も、国会議員の給与(歳費)等は支払われるのだろうか?

議員が受け取るお金はなんだかんだで年間一人あたり4200万。

これは先進国の中でも破格の金額だ。

国会の運営に関わる費用が色々込みで年間303億2400万だそうなので、

一日当たり、8300万。

ざっとネットでみてみただけなので、これらの数字がどれくらい正確か分からないが。

一方、研究者の数は82万人ほど(研究補助者は除く)科研費の総額が1900億ほどなので
単純に平均すると、一人当たり約23万円である。

実は科研費の採択率は20%ほどなので、

16万4千人ほどの人が平均して116万ほどの研究費をもらい(実は億単位もらっている人と数十万の人ともの凄い差があるのだが)、残りの65万6千人の人々は科研費ゼロである。研究費は勿論1円の単位まで領収書がいります。(国内旅費は決まった金額しか出ませんので例外)

もう一度書くが国会議員のもらう歳費やら経費やら(領収書いらないやつ含む)1年で4200万。

大学研究者の給与、41歳准教授レベルで900万もありません。子供を私立に行かせるとバイトしないとやってけない。

審議ストップしてる間の費用はやっぱり支出されるのでしょうね。一日分のお金でオイラの一年分の研究費+給与をはるかに超えている…。

ちゃんと審議してても寝てるやつとかいるし。

あ~、なんてこの3連休休みなしなので、ちょいと愚痴ってみました。

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2007年9月15日 (土)

使えない自動翻訳ソフト

え~、システムズ・バイオロジーのお勉強をしていることは昨日書いた通りですが、

数式がイッパイ出てくるんですよ(主に偏微分方程式)。

それで解説が英語なのね。

"power law tail"

ってヤツがちょっとピンとこなかったので、取り敢えずググってみると

英語版Wikipediaがトップに来ました(キター!

ちょっと読んでみたけど、数学用語を英語でっていうのはちとキツい。

だもんで、[このページを訳す BETA]をポチっとなって押してみた。

「力法律」

くっ
なんじゃ、そりゃ~!!

少なくとも"law"は「法則」だろ、数学なんだから。
"power"だって「べき」くらいは知っとるわい!

途中で「丸太グラフ」とかあるから、

原文に戻ってみると

"log graph"のことだったよ…orz


漢字の面白誤変換並の楽しさだな。

そういえば、昔マックの「ことえり」で

ショウジョウバエ」と書くために

『しょうじょうばえ』

と入力して、ポンっと変換すると

少女奪え

となってしまい、

お前は変態か!っとマックに向かって突っ込んでた(遠い昔の思い出)

お暇な方は一度お試しあれ。

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2007年8月 3日 (金)

本業

最近、○○委員会とか、××委員会とか、その他雑務に追われていたり、低空飛行だったりでしたが、ようやく本業に戻りつつあります。

とりあえず、博士課程4年の人のデータが出揃ってきたので論文書きです。

あ、前に不良債権化しつつあった論文はまだ通ってませんので、こちらも手直し中。

自分で手を動かして実験するのは段々難しくなってきました。

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2007年5月28日 (月)

学会中

某学会に出席のため、九州某所に滞在中。

オイラは、今日、ポスター発表でした。

思いの外、食いつきがよくて、討論時間1時間(奇数番が1時間、その後偶数番が1時間)だったところ、一時間半しゃべりまくってました。

なかなか良いサジェスチョンもしてくれた人もいて、ホンマよかった。

夕方のワークショップ後にポスター剥がしに行かなきゃならなかったとこを、ついつい旧友と話し込んでしまって、ポスター会場に行ったときには、すでに閉まっておった。

会場入り口前のテーブルの前に剥がされて置かれているオイラのポスターを発見。

係のおっちゃんに「時間通りに来てね」と言われる。スミマセン

そのまま旧友(ボストン時代からの)とそのラボのメンツと共に夕飯(&飲み)にGo!

このお友達Gは歳は一つしか違わないのにすでにT大教授のお偉いさんである。

そこのラボ出身の現地人の案内でウマイもんを食べに行った。

現所属の若いモン達(20代4名)と大いに盛り上がる。

ええなぁ、Gさんとこは若いモンが多くて。

しかもオモロイし。

「Kくん、持って帰ってイイですか?」ってきいちゃいましたよ。

「でしょ、でしょ。この子いると癒されるでしょ」

結局譲ってくれないらしい(当たり前だ)。

しかし、あの天然ぼけはイイ(本人ボケてる自覚全く無し)。

うちの若いモンも実験でボケてないで、喋りでボケてほしいものだ。

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2007年5月 6日 (日)

GWな日々

GW最終日だというのに、朝から普通に働いてます。

結局休んだのは29日(Fリーグ公式戦)、3日(風邪で撃沈)、5日(ピアノの発表会)の3日だけ……

 だって、1日に締め切りの審査、5日に締め切りの審査、7日に締め切りの申請書、7日に締め切りの問題作成、7日の講義・実習の予習、8日に締め切りの審査

って、どないせぇーっちゅうねん(やったけど)。

そんな中、「逃避」しつつ読んでいたのが、

 

「進化で読み解くふしぎな生き物」

つい、読んでしまった(時間ないのに)…

家でも読んでると、大王様が寄ってくる(意外にも大王様は本がお好きである)

そこで、「クマムシ」のところを見せてやる。

クマムシは知る人ぞ知る、「スーパー生物」

なんせ、-269~150℃の温度に耐え…

などと説明し始めると、ちょっと離れていたとこで相変わらずPCに張り付いていたオタ息子が

 

スイッチー ・ オ~ン

クマムシについて語り始める。

家族でひとしきり、クマムシで盛り上がる(どんな家族や~)

 クマムシや ヒトより千倍 強い哉 (by iMac)


(クマムシは1000気圧という高圧やヒトの致死量の千倍の放射線にも耐える)

ベニクラゲも凄いゾ

老化が進んだり、ストレスかかったりすると、

 

「若返る」

しかも、繰り返し可能。

 

ベニクラゲ うき世の人の 夢の蹟(by iMac)

「うき世」は「浮き世」でも「憂き世」でも可(っつうか掛けてるし)


昨日の発表会では大王様は「ラプソディ・イン・ブルー」「エリーゼのために」を

息子はなんか題名忘れたけど、先生と連弾が一曲とショパンの「スケルツォ2番Op31」を弾きましたです。

 

スケルツォ2番

midiで音質今イチですが、こんな曲です。あ、これは息子が弾いたやつではないです。

息子は、こういう弾き方でなく、迫力と勢いで乗り切る感じですんで…


帰り、駅まで歩く途中の出来事

交差点で信号待ちしてました。
後ろにはイングリッシュ・スピーキング・ぴーぽーが立って話をしています。
何やらジャンカラを指さして(右前方、KARAOKE Roomと書いてある)

 "That's Karaoke!"

と言いつつ、何やらカラオケ話で盛り上がってます。

しばらくして、前方にある「なか卯」を見て(ローマ字表記無し)

 

「ナー ・ カー …」
と言ってます。
日本語も読めるんか、なかなかヤルじゃん

と思っていたら


















 

「ター・マー・ゴッ!」

とおっしゃいました。

  惜しい、

  残念!!

スッゲェー、気持ちはよく分かるけど、

 ホント良く似た字だよ…

でも卯は「ウ」です。

 

「ナー・カー・ウッ」

昨日の大賞です(副賞は何もありませんが)

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2007年4月21日 (土)

ヒトの寿命

ドラマ「1Lの涙」で号泣しました、iMacです。

  歳のせいか… 涙腺緩い…

「人間だけが欲張って余分に生きようとする」by麻生くん(錦戸くん、ええ役やったなぁ)

こんなこと言ってましたよね。

以下は最近少し考えさせられたことです。少し長くなるけど中年親父の戯れ言と思って読んでください。

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最近、直接の知り合いではないが近しい同い年の人が亡くなりました。クモ膜下出血でした。

40-60代の働き盛りに多いとされる。何故この年代に多いのか、と友人に訊かれたが、ストレスや過労が原因と考えられるとかいうありきたりな答えしか見つからない。


日本人の平均寿命はおよそ80歳くらいなので、40-60というと「若い」感じがするが、果たして本当にそうだろうか?

縄文時代の平均寿命は10代前半と考えられているようだ。もっともこの時代は乳幼児の死亡率も格段に高かったであろうから、そこを生き延びた人に限定して計算すれば20-30歳くらいにはなるかもしれない。

いずれにせよ、種として存続するためには生殖年齢に到達して次世代を残せれば充分なので、30歳以上長生きすることは進化上「有利な」淘汰圧とはならないであろう。逆に進化という視点で見れば、各々の個体は子孫にニッチを明け渡した方が種の存続にとっては有益であるので、進化するには「個体の死」が必要条件であるとも言える(この意味で最近一般によく利用される「進化する~選手」という使い方は大間違いである。個体は進化しないのだ。)

 

理論系の人と血管分岐のパターンについて議論していたときに、その人が素朴な疑問をぶつけてきた。

脳や心臓を栄養する血管は「終動脈」といわれ、小動脈のレベルで動脈同士の連絡(吻合という)が無い。このため、ある動脈が詰まると、その流域である組織に血液が行き渡らなくなり、壊死する。これが「脳梗塞」「心筋梗塞」である。ところが、関節周囲・体の表層/末梢・消化管周囲などでは多く存在し、ある動脈が詰まっても吻合を経由して血流が確保されるため、組織が壊死しない。

どうして、脳や心臓という大事な器官(障害が起こると致死的となりやすい)で、吻合が発達しておらず、血管が詰まった時に重篤なことになりやすい構造になっているのか?というのがその人の疑問である。

その問いに対する小生の答え(というか考え)は少々乱暴ではあるが、「ヒトの体の体制は30-40歳以上生きることを前提としていない」である。

 

脳梗塞・心筋梗塞が好発する年齢を考えると、それは所謂「働き盛り」(30-40代)以降であろう。しかるにヒトの生殖年齢は10代後半~20代である(30歳以降でも勿論子供は産めるが)。子育ての期間は10年もみておけば良いだろう。ヒトはヒトとして進化した当初から社会性を持っていたと考えられるので、そこで親が死んでも一人前になるまで社会が子供の面倒をみてくれる。つまり進化上の淘汰圧としては、30-40歳以上生きることがポジティブに働かなかったと考えるのが妥当だと思う。

 

加えて、現在のように「飽食の時代」となったのは近代以降のことであるから、高脂血症などが原因の血管障害もヒトが進化した時点では、あまり有りそうなことではなかったと思う。

 

吻合が発達している部位というのは、普通に活動を行っている状態でバイパスを必要とする所である。例えば、関節周囲などは曲げたり伸ばしたりすることで圧迫された血管の通りが悪くなる。だから吻合が発達し、即ち血管の自然の「バイパス」があることが有利なわけである。

そんな訳で心臓や脳には「バイパス」がそもそも必要なかったのだろう、というのが結論。

 

以上はあくまで小生の妄想と言ってもいい考えで、全く根拠はない。もしかしたら似たような事を言っている人が他にいるかもしれないが、進化学に関しては不勉強なのでよく分からない。

 

こんな事をつらつらと考えつつ、自分の人生も折り返し地点を過ぎたなぁ(平均寿命くらいまで生きられるとして)などと感慨にふけるのである。


今日の体年齢=28歳


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2007年4月 7日 (土)

落胆

えー

先日のエントリで書いた論文ですが、

ソッコーで reject されました。

所謂"Editor Kick!"ってやつ?

ま、どうせ落ちるなら結果が早く分かって良かったとも言えるけど、

やっぱり、ちょっと悲しい。

違うジャーナルに投稿するべ。

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2007年4月 4日 (水)

論文投稿

お蔵入り予定だったデータを

ムリクリまとめて論文にしました(←ボスからのプレッシャー)。

データに嘘はないし、推論も間違ってはないと思うけど、

いまいちdirect & hard evidenceでないのよね。

ああ、でも絶対審査員にこんな実験やれって言われることは分かってるけど、

多分きれいなデータはでないと思う。テクニカルな問題で。

そんなにインパクト・ファクターの高い難しいジャーナルでもないので

なんとか許してもらえんかなー。

とりあえず、出しちまいました。

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2006年12月29日 (金)

「冷たい春の港」にて(2)

誰も答えを書き込んでくれんのは、なんでだ??

ま、いいか。

答えは

genes/jeans

です。

George
"G"の下が紛れもなくGeorgeです。

右端の矢印はデカデカ女のCです
(出生児体重4500g !!オイラがつけた渾名は
 巨大児)

左端は茶髪ですが、日本人院生のT君。
今回初めての海外旅行
ちょっとリスニングに難有りだったのですが、
Georgeが彼が自分のジョークに反応しないのは英語が分からないせいだと思って、
一々、「おい、説明しろ」と通訳させられたのには閉口しました。
だって、笑いのツボが違うやん。
まぁ、吉本のベタなギャグに通じるところがないでもない…。

ところで、このGeorge、ホントにサービス精神旺盛で、
空港から研究所までのドライブ中、
ずーっと喋ってました。

道路脇に見える建物などの説明を一々してくれるのはいいんですが、







前を見ていません!

センターラインはみ出して、車体が半分反対車線走ってます!!

それでも、何か言う度に「ガハハ」と笑う。
何が可笑しい??お前の頭か?

喜ばせる前に

安心させてくれ~

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2006年12月23日 (土)

「冷たい春の港」にて(1)

またまた現実逃避中…。

8/30~9/3に行われたMouse Molecular Genetics

開催地は
お米の国の新しいヨーク市沖長い島「冷たい春の港研究所」
(どうだ。完全直訳だ。文句あっか!←事務)

いやね、年が明けるまでにはこの記事アップしとかなきゃって
自分で自分に締め切り作ってましたんで。

とにかく始まり~。
------------------------
旅行業社の人が「JALはやめといた方がイイですよ」と言うので
ANAにしたのですが、関空からJFK空港に直行便は無い。

米国内乗り継ぎはできれば避けたい
(客数が少ないというだけでフライトキャンセルになったりするから)

と言う訳で、まずは成田まで国内便で。

成田からJFKまで13時間のフライトでした。
映画4本も観ちまったゼ…ふっ
あと2時間位というところで少し眠れそうだったので寝ようとしたら
隣の米国人が話しかけてきました。
英会話リハビリにはちょうど良いかと思ったので、
そのまま話をして、
結局眠れまセンでしたっ!!

JFKに着いた時点で既にヨレヨレのオイラ…orz

しかし、鉄オタ息子のために JFK Airtrain と Long Island Railroad の写真を撮らねばっ
と空港出口へ向かう。

出口のところでDscn0816



   こんな紙を持ったおじさん(おじいさん?)が
   立っていた →

"limo"っていうのはリムジンのことね。
そういや、申込の時に予約をするオプションがあったな。
でも、予約してないし…

と思っていたら、
Eye Contact !!
 

「あっ」と思う暇もなく、ジジィがこっちへ寄ってくる…
G「お前、ここへ行くんか?」(英語です)

iMac「…あっ、あぁ。そやけど…」(英語です)

G「じゃあ、ここで待ってろ」(英語です、以下同じ)

iMac「いや、でも予約してへんし…」

G「乗れるかどうか確認するからここにいろ!
下線部のとこ、英語では"Stay with me !"と言いながら
このジジィ、がっつりオイラの手を掴んでいました。

G「何かIDとか持ってるか」
と言うので、多分今回のミーティングのCSHL IDを見せれば良いかと思い、メールのプリントアウトなどをバッグから取り出す。
一緒にファイルしてあったオイラの作った「旅程表」をジイさんが目敏く見つける。

JFK→JFK Airtrain→Jamaica→Long Island Railroad→Syosset

と乗り換え方をまとめておいたのだが、これを見てジイさんの言うことには
「これがどんなにシンドイ事か分かってンのか!!」

いや、普通に電車乗り換えるだけやと思うけど…

すると、自分の言ってる事を理解していないと思ったのか、
近くにいた日本人のツアコンのおねーさんを引っ張ってきて
G「こいつにこんな乗り換えしながら、CSHLに行くのが、どんなに大変か説明してやってくれ」
とのたまう。

抗う気力もなく、もうエエゎと思っていると
予約をしていた人々(二人)が現れる。

「あれ~、iMacさーん」
知り合いのCである。前にイギリス行った時も関空で偶然一緒になったな、こいつ。

オイラとジイさんを見て
C「お知り合いですか~?」
i「んな訳ねぇーだろっ!!」
C「でも、手ぇつないでじゃないですか~」
i「つないでんじゃなくて、掴まれてンだよ!!」

何が悲しくて、異国の地で知らないジイさんと手をつながなきゃならないんだ。

まぁとにかく、リムジンに乗ることになって、駐車場へ向かう。

ちょっと大きめの普通車。

G「予約をしている人がもう一人いるから、もう少し待ってくれ」

????
それじゃ、オイラを入れても4人。
確認するまでもなく、
充分乗れるだろ?

ま、いいかっと思って車に乗り込んで、待つ。
待っている間、気を遣っているのか、
このジイさん、喋る喋る。そして「アメリカ~ン・ジョーク」を飛ばしまくる。
それにしても元気やな、このジイさん。
ちなみに名前はGeorge

G「何歳に見える?」
って聞いてきたので、
i「60歳か?」
って言ったら
G「もうすぐ70だ、ワハハハッハ」(←何が可笑しい?)
i「じゃあ、オイラは何歳だと思う?」
って訊いたら、
G「29歳」

なんだ、その半端な数字は。しかも20代。

41歳です!!

Georgeの飛ばすジョークのほとんどは、愛想笑いするしかなかったですけど、
一つだけ、いきなり高度な掛詞を使ったヤツをお見舞いしてくれました。

"To see the sex, pull down (ジーンズ)"

sex は性別の方ですよ。

問題:(ジーンズ)のところに当てはまる英単語を二つ、考えてください。

正解者には




コメント返しがあります。

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2006年12月21日 (木)

神経発生討論会

某所で密やかに(?)行われた会合に行ってきました。

発表したデータは外に漏らさないという条件で、思いっきりディスカッションしましょうという主旨の会。

今年度は特定通らなかったので、班会議にも行けず(勝手に行って潜り込むという手もあったが)、ちょっと刺激が足りず、フラストレーションが溜まっていたので、

とりあえず、「全ての演題で質問・コメントする」ことを目標にして参加してきました。

「全て」は達成されませんでしたが、かなり自分としては満足。

夜の部の方も
ここの研究室
から来た人とかが、

「いとしのノリー」(11月29日の記事)

を披露してくれたりして
大変楽しませて頂きました。
(他のお客さんには迷惑だったかもしれませんが)

ちなみにこやつは今朝一番の発表だったので
「僕の発表の時に、iMacさんが質問できないように、つぶしてしまおう」
などと、言っておりましたが、

いかんせん、オイラは筋金入りの「下戸」

アルコール厳禁なので(いやホンマに冗談では済まないので)、

ビール、コップに半分飲んだだけでしたけど…。

まぁ、オイラは1時半には撤収したのですが、
こやつ等は4時頃まで飲んでた模様。

でも、ちゃんと9時までに会場に現れました。エライ。
(片手にカップヌードル持ってたのは、ご愛敬)

討論会お開きになった後は、同じ研究所にいるHくんのお魚を見せてもらって

あと、先輩のSさん訪ねて、しばらく歓談。

さて、今日もこれからバレーボールの練習です。


pentadou.com
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2006年11月19日 (日)

iMacゲノム広場で大いに語る

この週末、オイラの働く大学ではゲノム広場と称して、「ゲノム」をキーワードに(できる)様々な分野の研究者が一同に会し、一般人向けのセミナーや展示ブースを開くをいう催しを行っております(おぉ、今回も「大学教員」らしいネタだ~)。

金曜に学内メールで案内が来て、どんな人達が話すんなのかな~?ってサイトを覗いてみると、知り合い(先輩)が名前を連ねておるではないか!

ついでに、生の「線虫」とか「メダカ胚」とか見たことなかったので、こいつは一つ行っとかなって。

も一つついでに研究者志望のオタ息子も連れて行こうかと思ったら、



かみさんと大王も漏れなく付いてきました。

まずはセミナーを聴きに行ったのですが、中学生のオタ息子、こういう形式で「聴く」ことに慣れてないのでなんかボーっとしててつまらなそう。
トーク1題聴いただけでセミナー会場から退散。

先輩のブースとこ行って、近況を話し合う(ゆっくり話せたの十数年ぶり)。オタ息子を紹介して置き去りにし、自分はメダカを観に行く。
なんでかっていうと、オイラはゆくゆくは「進化発生学」に方向性をシフトしていきたいと思っている。今やってる「発生学」もマウス、ニワトリ使ってますが、ゼブラフィッシュ(熱帯魚の一種)を使い始めようかと検討しているところ。でも同じ魚類で「メダカ」も結構利点があるので、選択肢の中に入ってます。
泳いでるメダカは勿論見たことあるけど、胚はまだ観たことなかった。
というわけで、メダカ胚のブースへ。

話をしているうちにゼブラを見せて貰おうと思っている知り合いの知り合いであることが判明。いつものことですが、It's a small wworld!ですね。

あと、線虫のブースにも行く。

生きてる線虫がウネウネと動いてました。普通の人が見たらちょっと気持ち悪いかも。
「これ、寄生虫?」って訊いてる人もいましたし。ウンウン分かる、その気持ち。

線虫の胚発生のムービーも見せて頂きました。あと、免疫染色も。
やっぱ、細胞系譜が個体で追えるのは強みですね。でも脊椎動物とはちょっと離れ過ぎかな。
でも普遍原理を追求するなら、ショウジョウバエとか線虫は使えるようになっておきたいところ。少なくとも論文は理解できなきゃ。

ひとしきり、回った後、「ゲノム・カフェ」へ。

一応休憩所なんですが、各テーブルにスタッフ(研究者)がいて、色々な話をしたり、質問に答えてくれる。

一足先に行っていたオイラの家族が座ってる場所を見つけ、同席する。そこにはオイラの家族以外に担当の先生(特任助手)と高校一年生の男の子が一人。

その子も研究者志望らしい。高一にして既にMolecular Biology of the Cellを読もうとしているらしい。スゲェ!(オイラは大学に入ってから読みました)

始めはその子が研究者になるための具体的な道筋(学部卒業以降)を質問していた。

大学院の教育システムに話題が移ったところで、オイラが乱入!
アメリカと日本の大学院教育カリキュラムの違いについて「語る」

そのうちに研究の具体的な内容について触れた話題になって、担当の先生がなんとショウジョウバエ神経発生におけるNotchシグナルの役割を解析していたことが分かり、オイラがその関連遺伝子のノックアウトマウスを作った張本人であることを告げる。

そこで話が脱線し、高校生とオイラの家族を置き去りにして、担当の先生とオイラの間でNotch話で盛り上がる。

大王様が「何話してるか全然分からん!」と機嫌が悪くなり始め、打ち切り。

そこで高校生がノックアウトマウスのことについて訊いてきたので、どうやってノックアウトマウスを作るかについて説明を「オイラ」がし始める。
何せ相手は高校生なので、どの辺から話したらいいかよくわからんかったけど、ある程度の基礎知識はありそうだったので、まず、これが調べたい遺伝子を壊す方法であることを説明した後、genomic libraryのスクリーニング辺りから始める。

「genomic libraryって何ですか?」
といういきなりの質問である。そりゃそうだ。

そういうやり取りをしているうちに担当の先生は自分の持ち時間を超えたらしく
「どうぞ、そのまま続けて下さい」と言い残して去っていきました(御免なさい、S
先生)。

色々、話をしたけれど、大事なことは
「自分が不思議だ、知りたいと思っていることを自分の手で何とか分かるようにしたい」
と思う気持ちが一番だということ。
これは強調しておきました。

しかし、先日文化功労者として表彰をお受けになった某先生が定年退官するときに、今の独法化の流れを見て
「これから大学の研究はダメになるで、君等気の毒やな~」
と言って去っていったことは

勿論、ひ・み・つー!

っつか、大御所なんだからセンセーなんとかしてください。

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