2010年8月15日 (日)

終戦記念日に思う

日本は第二次世界大戦後、直接には戦争・紛争に関わっていないかもしれないが、米国が関わらなかった時期はほとんどない。日本は米国を通じて間接的に戦争・紛争に関わってきたと言えよう。

おりしも、某首相が「核抑止力」に関して言及している。

我々は先の大戦で一体何を学んだのか?

現在の世界情勢は、1世紀前なら、戦争が起こってもおかしくない状況なのではないか?

「グローバル化」「新自由主義」によって、世の中、原始資本主義に回帰しようとしている気がしてならない。

加えて、過飽和状態の人口。限られたパイを増えすぎた人間が取り合う。


一方では、「経済成長」を金科玉条として政策を進めようとしている。

人口も経済もダウンサイジングの時期が来ているのではないか?

高度成長・バブルを目指せば、遠からず、人類はまた愚かな選択をするであろう。


  露とをち露と消へにしわが身かな 浪速ことは夢のまた夢 - 豊臣秀吉

バブルを「浪速のこと」と割り切ることができたなら…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 4日 (日)

痛い

と言っても「痛いニュース」ではない。

しばらく学会等で多忙だったため、ちょいと「電池切れ」状態になったいました。

ちょいと間があいたのですが、昨日、空手の稽古に行ってきました。

バレーボールと違って、組み手のときに連続技で「無酸素運動」をするので、

途中で時々倒れそうになります。

加えて、「フルコンタクト」なので、受けに回っても、みぞおちなんか打たれると息がとまる…

道場にはエアコンもないので、もう途中から汗でびちゃびちゃです。

昨日は「下段回し蹴り」をしこたまくらって、脚が痛くて目が覚めた。


まだまだ道は遠そうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月29日 (土)

体がついていかん

あー、4月下旬から

ちょいと、大型予算の申請書をガリガリ書いていました。

学内締め切りを勘違いしてて、

「どっひゃー」ってな感じで、ほとんど夜を徹しての申請書作成。

とりあえず、間に合った。

採択される可能性はかなり低いですが、

出さないと話にならんので、それとちょいとこれまでと違ったことをやろうと勉強中だったので、

そいつがメインの研究計画。


大学から○○振興会へ提出する直前に、事務の人に頼んでまた差し替え。

そいつが終わったら、今度は生理学会に参加するために岩手盛岡へ出張(先週後半)。

気温が10度くらい低くて(最高気温が20度くらい)、ちょうど良い感じ。

日常の雑事を離れて良い気分転換になったけど、

帰ってきたら、関西は真夏日で、

夜なのに、「気温28度」

ほんでもって、27-28日は「寒い」

どーなっとるんや、最近の気候は。

中年男の体には酷な環境です、ハイ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年5月13日 (木)

壊れゆく人々(補足)

前回のエントリで、

Aセンセーの肝臓がヤバイことになってることは書きましたが、

実は、Aセンセー、オイラ、Mセンセー(新出)を含めた、

いわば3研究室合同の「勉強会」を水曜朝7時からやっています。

下っ端、あいや、若手は院生(20代)、学部生(20代)、研究生(??)

なにょで、アラフォースタッフは(オイラは44なので、アラフォーって言えるのか?)

若手から「シニア

という、ありがたいカテゴリに分類されております。

「シニア」というと「歳寄り」なニュアンスがありますが、

単に「歳上」なだけです。

そのアラフォー・シニア陣

 ①Aセンセー:アルコール性肝炎
 ②Mセンセー:脳内出血(場所は秘密)
 ③iMac:再発性尿管結石

皆さん、ボロボロでございます。ま、Aは自業自得だが。

この研究(勉強会)グループ内では、

うちのシニア達は病んでいる

と言われております。

12日(水)もハードスケジュールでした。

先週は、講義・実習がなかったので、マシでしたが、

昨日は、お昼頃に、既に「終わった」感があふれていました。

チオビタ、3本飲んでふんばりました…。

最近は、実習受けてる2回生の学生さんからも

「死にそうな顔してますよ」

と言われる始末。

今日(木)は少しゆったりとしよう…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月 9日 (日)

壊れゆく人々(その後)

続編、何書こうかと思っていましたが、

結局、前々回のエントリ以上のネタはございません。


ただ、一つ、

Aセンセーの「肝臓が壊れかけ」になっています。


勿論、アルコール性肝炎でございます。


元来、日本人は、肝臓がやられるほど飲める人が少なく、

白人に多い病気(?)なのですが、

Aセンセー、件の合宿のときも、

後半、記憶がないそうです。


その前にも、しょっちゅう飲みに行っていて、

Aセンセーの場合、それ程強いわけでもないので、一度に飲む量は

白人ほど多くないのでしょうけど、

飲み会、大杉です。

検査でガンマetc.が高いとおとなしくしているのですが、

ちょいと下がると、速効飲みに行ってる見たいです。

一応、医師です(整形外科ですが)。

酔っぱらって「壊れてる」Aセンセーを見るのは面白いのですが、

今後しばらくは、オイラと同じく

 「ウーロン茶、飲み放題」(←結構苦しい)にして貰おうと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年5月 7日 (金)

閑話休題

世間はGWだったようですが、

オイラは、申請書締め切り勘違いのため、この2週間弱の間、

ずーっと申請書書きに追われていました。

学内締め切りが4月30日正午だったのですが、当然それには間に合わず、

事務担当の方と交渉して、どうせGW明けに修正が必要になるので、

4月30日は「形式だけ整えて」とにかく出して下さい。GW空け一番に内容を差し替えてください、ということと相成りました。

ところが、今回の研究計画は、今までやってきた神経発生がメインテーマでなく、

関節軟骨の分化と再生、神経再生がキモ(特に軟骨分化・再生がメイン) 。

活躍する分子群は、似たようなもんだし、テクニカル的には、あまり問題なさそうなんだけど、如何せん、軟骨の発生・分化、神経再生については、現象論が門外漢。

必死に原著論文・総説を読みあさって、なんとかストーリーを書き上げたけど、何か胡散臭い気がする…

まぁこれが上手くいったら、研究員採用できるし。

ま、なんだ、「取らぬたぬきの皮算用」してないで、また2週間ほど先に締め切りの申請書書かねば…。

ちなみに、この数週間は睡眠時間が3-4時間です。労働時間は18時間/日(土日はもう数時間少ない)。手当もつかず。いつも死にそうな顔して歩いている専攻長に「顔が死んでますよ」と言われる始末。

過労死も遠くないかも…

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年4月26日 (月)

壊れゆく人々

書こう、書こうと思っているうちに1週間たってしまって、とれたてピチピチのネタではないですが。


オイラの所属する学科では、毎年、「新入生合宿研修」というものがある。
新入生の大多数と2回生(この人達がイベント企画)、合宿研修委員(教員)

 プ・ラ・ス 各専攻から2名ずつ教員参加(希望者は自主的に行っても良い。ただし、有料)

KY市の北の方の山奥に拉致られてお互いの交流を深めるという代物だ。


実は、今まで参加したことがない。


1回生達を4専攻ミックスして全部で10グループに分け、参加教員各2名がそれぞれのグループを担当ということになっている。

大きなバス4台に分乗して、細ーい山道を(しかもワインディング)走っていくのだが、
「えー、こんな道、バス通れんの?」
ってくらい狭い道だった。

それは、まぁ、よろし。

合宿所は北の山の中…

寒いことこの上なし。
市街地の真冬より寒いんちゃうか…

そんな中、「野外炊飯」

かまどに薪で火をたいて
カレーライスを作った。

中学のとき、ボーイスカウトでキャンプにしょっちゅう行ってたので、こういうのはお得意である。

そして、陽が落ちてからは「キャンプファイアー」

さすがに、フォークダンスはなかったが、

グループ対抗クイズ大会

オラの担当するグループは、人数が「一人足りない」

「足りないところは、担当の教員のセンセーはいってくださーい」と2回生

一緒に担当してたセンセーは、だいぶん歳上の教授である。しかも、この人日帰り予定。

っちゅうわけで、当然オイラが入ることになるわな。

それも、まぁ、よろし。楽しかったし。

でも、ふと見渡すと、「泊まり予定」の教員達の姿もない。

キャンプファイアー終わって、教員宿泊棟へ帰ると、こんなんなってました(↓)

Photo


もう、出来上がってる…

しかも、妙にみんなサッパリしているので
「もしかして、風呂入った?」
と訊くと
「とんでもない。5分前に帰ってきたとこ」
との返事

そう、ここの施設は意外とデカくて、複数の団体が「合宿」しているので
それぞれが風呂に入る時間帯が決められているのだ。
オラ達の入浴時間帯は20:30~21:30となっていた。

今、20:15

「絶対入ったやろ~」
と問い詰めると
ようやく白状した。

「iMacセンセーも早く入ってきた方がいいよ。混むから。」
と言われて、オラも浴場へ…

男子学生達が、なんか浴場の前に溜まってました。

「どした?」って訊くと
「いや、まだ8:30になってないから」
この言葉、奴らに聞かせてやりたい。

扉を開いてみると、一人しか入っていない。

「かめへん、かめへん。もうみんな入れや」と言って、学生達と共に浴場へ突入!

あー、やっぱ広い風呂は気持ちエエわ。

で、教員宿泊棟へ帰って宴会に参加。

立ち上がって吠えるAセンセー(↓)

A


次第に上回生(20歳以上ね)達も乱入してきて、Aセンセーが
「自己紹介やれ!!」

ついでにオイラが
「一発芸やれ!!!」

と言うわけで、皆さんお困りのようでしたが、困ったような顔をしつつ、Sセンセーの「ドレミ飲み」(↓)

Photo_2


始め2つ位は、普通の酒でしたが、

「ミはみかんの皮」(飲めるか~)
「ラは落花生のラ~」

学生の一人は
「細かすぎて伝わらないモノマネ」と称して
「若かりし頃のアル・パチーノが共演のジョニー・デップに平手打ちをする場面」というのをやった。

 分からん…

というわけで、TセンセーとAセンセーによる「正解」(↓)


Photo_3


Tセンセーは優しいので、「寸止め」

iMac「納得いかない!」
で、この通り(↓)


Photo_4


オラにしばかれて、崩れ落ちたAセンセーと吠えるオイラでした。


極めつけは学科長の「ナメクジ」

Photo


普段は、いつも

「疲れた~」
と言いながら、廊下を歩いている人ですが(ちなみに講義中に3回は「疲れた~」と言うらしい。

元気いっぱいで、この後、
「琵琶湖就航の歌」(KY大応援歌)を熱唱。

学科長の元気な姿を初めて見た気がします。

~(続く)~

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年4月22日 (木)

地獄の水曜日

前回では「魔の水曜日」と書きましたが、

更に、やることが増えて「地獄の水曜日」と化しました。

土日、合宿で留守にしていたのですが、

帰って、メールチェックしてみると院生から次のようなメールが…(若干脚色有り)


「勉強会、水曜の朝7時からということに決定しました」

 え?

「記念すべき第1回は、Kセンセー、Aセンセー、iMacセンセーにレクチャーをしていただき、今後の研究の方向性を見極めたいと思います」

え? え?

この勉強会は元々、水曜の午前十時に学生がEssential Cell Biologyを読んで勉強する、それを教員が指導するという目的で始まったもので、つまり、プレゼンは原則「学生」がするものだったはず…

しかも、オイラがこれから彼等と一緒にやろうとしていることは、今までのように「神経分化」でなく、「軟骨分化」の研究なので、オイラも勉強中の分野なのだ。

っまー、大体の方向性は固まりつつあったんだけど、まだ具体的は研究計画など立てておらず、急いでPubMedで参考文献を探しまくることとなった。

まー、なんとか形にはなったんですけどね。

これから毎週、朝7時からの勉強会が加わります。

体、もつかなぁー。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年4月18日 (日)

幽体離脱…

あかがまさんのところでは


老人ホームで「幽体離脱」する人がいて、いやん、まいっちんぐ なんだそうですが、


こちらは、オイラが幽体離脱しそうです。


というのも、新年度が始まってしまい、


前期は「魔の水曜日」が続きます。


水曜日は、一限目:講義(90分)、三限目:講義、四・五限目:実習 の日です。

そして、今年に入ってから、魔が差して 空手 を習い始めてしまい、

夜は空手の稽古です(極真の流れをくむフルコンタクトの空手です)。

ラボ&オフィスの引っ越しの片付けも終わらず(そもそも物が入りきらない)、

なんやかんやで、水曜の夜(というか木曜早朝)は3時間しか眠れず、

15日の木曜日は、朝から既に限界…

お昼のコース会議、ヤバかったけど、耐えました。

16:30から、「教員会議」

この会議では、後半、「話題提供」ということで

教員が一人、セミナーをするのですが、

当然、スライドショーなので、

照明の具合が、ちょうど良い感じ(って??)

なにょで、ここで睡眠時間を確保する予定だったのですが、話が面白く(演者の話術も良かったし、内容が前所属の研究室で他の人がやっていたことと関係していた)、調子こいて質問までしてしまいました。

その後、「教授会」

  ………

撃沈しました。すみませぬ。

後半、意識ありませんでした。何も覚えていません。

教授会終了が20:30

その後、施設管理委員会……

話の内容は書けません(恐ろしくて)


ちょっとだけ、というはずだったのですが、

終わってみると、21:30

I died a little....

多分、口から、エクトプラズムが出かかっていました。


さすがに、しんどくて、風呂にも入らず、寝てしまいましたとさ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年4月10日 (土)

エイプリルフールは続いているのか?

お願いだから、嘘だと言って欲しい…

32億円かけ監視カメラ撤去 郵便局内「士気失わせる」


郵便局って、郵貯銀行なんかの窓口も兼ねてるんだよね。

防犯カメラのない銀行なんて、民間であんのか??

っつうか、こんなこと(↓)も防止するためでしょ。

横領相次ぐ日本郵政…郵便局やゆうちょ銀行で被害総額14億6千万円


リンク先の記事、速攻で削除されとるわ。

しかも、撤去費用が 32億円 って。。。

スイッチ切れば済むことやし、残しとけば少しは防犯効果もあるんでないの?

こんなことやめて、32億円、ばらまけよ。

その方が支持率上がるぞ。

ちなみに、設置には700億円かかっています。

計732億円がドブに捨てられるのか…。アホらし。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

«被害者はどう思ったのだろうか?